【まとめ速報】日産のカルロスゴーン社長が逮捕の最新情報をまとめ

赤字で破産しかけていた日産を救った救世主のカルロスゴーン社長。

東京地検特捜部は19日、金融商品取引法違反有価証券報告書の虚偽記載)容疑でゴーン容疑者らを逮捕。自身の報酬を過少に申告した疑いがあるという

カルロスゴーン社長の容疑
  1. 役員報酬の過少記載
  2. 目的を偽った投資資金の支出
  3. 私的な目的での会社の経費の不正使用

があるといわれています。

この記事では、カルロスゴーン社長が逮捕された内容や、どういう不正を行っていたのかをまとめています。

 

1)日産カルロス・ゴーン社長の役員報酬を過少に記載していた

日産やルノー会長を務めるカルロスゴーン社長ですが、役員報酬を過少に記載して金融商品取引法違反していることが報道されています。役員報酬が開示された2010年以降、役員報酬が高すぎると批判されてきており、その批判をかわす目的で過少に申告していたと報道されています。

日産自動車(本社・横浜市)会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)の役員報酬を有価証券報告書に少なく記載したとして、東京地検特捜部は19日、ゴーン容疑者と同社代表取締役のグレゴリー・ケリー容疑者(62)を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕し、日産本社を同法違反容疑で捜索した。5年間で計約50億円を過少に記載した疑いがあり、特捜部は今後、経緯などを詳しく調べる方針。

日産は同日、虚偽記載のほか、ゴーン容疑者が会社の資金を私的に支出するなど、「複数の重大な不正行為が認められた」と公表。不正にはケリー容疑者が深く関与していたとし、同社は「両容疑者の職を速やかに解くよう取締役会に提案する」とコメントした。

 特捜部の発表によると、ゴーンとケリー両容疑者は、2011年3月期~15年3月期のゴーン容疑者の役員報酬が計約99億9800万円だったにもかかわらず、計約49億8700万円と有価証券報告書に虚偽の記載をした疑い

読売新聞より

 

ゴーン容疑者がグレッグケリー容疑者に指示を出し、報告書に記載されるゴーン容疑者の報酬を10億円に下げるように指示したとのメールが見つかったと報道されています。

 

2)日産のゴーン社長が会社のお金を私的流用していた

日産に自宅を買わせていた

実体のない法人を設立し、ブラジルに6億円とレバノン15億円の自宅を購入させている疑いが報道されています。ブラジルのリオデジャネイロのコパカバーナの自宅600㎡!フランスのエッフェル塔の横にも過去に自宅があったと報道されています。

さらに、自宅や家族の家賃も支払いさせていた模様です。高額報酬で支払えばいいのに、自分の経費を会社で支払わせるのは上場企業の会長としてはNGですね。

子会社を通じ、レバノンとブラジルに21億円の自宅を購入させていた疑い

ゴーン容疑者がオランダにある日産の子会社を通じて現地法人にブラジルとレバノンの住宅を購入させ、家族らに使わせていた疑いが浮上した。購入や改装工事に計約21億円が費やされており、東京地検特捜部は、報告書に記載されなかった報酬の一部が充てられたとみて調べている。-読売新聞より-自宅

 

日産に私的に利用する高級マンションの家賃を負担させてた。

家族の住居も負担させていて、日産を私物化している様子がわかります。

ゴーン容疑者は世界各地に自宅を用意し、会社に負担させていると報道されている

ゴーン容疑者がパリとオランダ・アムステルダム、東京の3都市で私的に利用する高級マンションの家賃や購入費を同社や関連会社に負担させていたことが関係者の話でわかった。家賃が月100万円を超えるマンションもあるという -読売新聞-

母親に住宅を提供していた

22日に日産自動車の会長を解任されたカルロス・ゴーン容疑者(64)が逮捕された事件で、ゴーン容疑者が自身の母親の住宅についても海外にある子会社を通じて日産側に購入させていたことが、関係者への取材で分かりました。-TBSニュース-

 

ゴーン社長の姉に実体のない仕事を依頼していた

コストカッターとしておそれられ、たくさんの派遣社員の首を切ってきたゴーン社長ですが、実際の姉に実体のない仕事を依頼していて10万ドルもの支払っていたことが報道されています。2002年から2018年まで17年間で170万ドル。。もし報道が本当なら、日本円で1.7億円もの資金になります。完全に公私混同になってしまい、上場企業の社長としては許される行為ではありません。

姉に実体のない仕事を依頼し、年間10万ドルものお金を支払っていた。

2002年以降、ゴーン容疑者の姉と「アドバイザー業務」契約を結び、毎年10万ドル(現在のレートで約1120万円)前後を支払っていたことが関係者の話でわかった。同社は契約に基づき、ゴーン容疑者の姉に給与と賞与合わせて年に10万ドル前後を支出していた。しかし、同社が内部通報を受けて調査したところ、姉は、同社が海外子会社を通じてブラジル・リオデジャネイロに購入した高級住宅に住みながら、その管理を任されており、アドバイザー業務の実績がないことが判明した。-読売新聞より-

 

 

 

日産とルノーとの統合と、覇権争い

ルノーの筆頭株主はフランス政府。フランス政府は、技術力に劣るルノーを日産と統合したい思いがあった。その統合を防いでいたのがゴーン社長だった。しかし、2018年2月に、フランス政府とゴーンが日産とルノーを統合させる密約を結び、その条件でルノーの会長を続投したという噂が流れた。このころから、日産の西川社長とゴーン会長はすれ違い始める。

ルノーは日産の株を43%持っているが、日産はルノーの株を15%しか持っていない(しかも議決権なし)。日産の時価総額は4兆円で、ルノーは2.3兆円(180億ユーロで1ユーロ130円換算)。時価総額的には日産のほうがルノーの2倍近い価値があるとされているが、資本関係は逆転している。

このことからも、ルノーと日産を統合して日産の技術力をルノーに入れたいというフランス政府の思惑があったと思われる。

ルノーと日産との統合を阻止するためには、会長として統括しているゴーンの存在が邪魔だったので、日産の西川社長がクーデターを起こしたという見方もある。ゴーン容疑者が逮捕されて会見からゴーン容疑者の解任までがスムーズなのは、入念な準備がされていたからという見方もある。

関連:ゴーン逮捕はなぜ今なのか?ルノーと日産との経営統合の関係は?(Business Inside)
関連:日産 ゴーン会長を解任。ルノーと主権争い(日経新聞)

 

フランス政府はルノーと日産との統合を求めている。トップに君臨するのはゴーン。

 

日経新聞より

 

日産の西川社長の会見(2018年11月19日)

会見冒頭で西川社長は、「株主の皆様、関係者の皆様に多大なご心配をおかけすることになった。深くおわびしたい」と陳謝した。逮捕に至ったきっかけについては「内部の通報に端を発し、監査役からの問題提起を経て社内調査を行った結果、両名の主導による複数の重大不正の事実確認にいたった」と語った。

記者会見での主なやりとりはリンク先を参照-朝日新聞

 

 

 

 

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