神社の境内はどこからどこまで?境内の基礎知識をわかりやすく解説

この記事を書いた人

Azu
北海道の女子大生ライター。ライターになる夢があり、大学2年生でクラウドワークスでライターを開始。数々のライティングをこなす。

神社の境内。けいない、と誤読されることも多いですが、正しくは「けいだい」と読みます。

改めて考えてみると、境内とはどの部分を指すのかよくわからないという人もいると思います。

本記事では、神社の「境内」の範囲と、境内でのマナーをご紹介します!

「神社の境内」の範囲とは

そもそも、「境内」というのは神社だけにあるものではありません。

教会や寺院など、宗教施設が占有している土地のことを指す言葉です。

実はこちらの境内というのは、かなり境界があいまいな言葉でもあります。

よく、鳥居をくぐって参道と建物のみを指すと思われていることがありますが、そちらは間違いです。

神聖な領域、といっても、塀などで区切られていないことも多く、建物を中心として、周辺の道や川なども含む場合があるのです。

広く、「神様がいる神聖な場所・空間」という認識でいいと思います!

古くから、この境内という場所は特別な土地という扱いであり、神職でなければ、たとえ役人であっても許可なく立ち入ることはできなかったり、免税地であったりしました。

そんな、限られた人しか立ち入ることのできない場所であった境内ですが、お祭りの日には解放され、民衆が集まる場所になりました。

現在でも、宗教行事が行われたりお祭りの神輿(みこし)行列が開始される場所として使われますよね。

昔と現在、また、法律などで少しずつ定義は異なるのですが、「境内」というのは神聖で特別な土地のことです。

神社の境内にはなにがある?

(画像引用 https://www.nippon.com/ja/views/b05201/

鳥居をくぐって境内に入ると、様々な建物が目に付くと思います。

それぞれに名前や意味がありますが、なかなかそれらを知る機会はありません。

読み方の難しいものもありますが、建物のもつ役割を知ると、お詣りや御朱印巡りがさらに楽しく、神様に近づいた気持ちになることができますよ。

手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)

鳥居をくぐって参道を進むとすぐに、参道のわきにある建物です。

水をたたえた水盤に、柄杓が置かれており、参拝者はここで手や口を洗い清めます。

それにより、魂も清められると考えられています。

柄杓にすくった水のことを「手水(ちょうず)」と呼びます。

舞殿(まいどの)

神楽殿(かぐらでん)とも呼ばれる建物で、拝殿よりも手前にあります。

神様に神楽と呼ばれる歌舞や、芸能を奉納する舞台になる場所です。

通常は立ち入ることができませんが、結婚式など特別な行事の時には舞台に立つことが許可されるケースもあります。

社務所

お祭りの準備や神社の事務を行う場所です。

神主や宮司などが境内に住んでいる場合は、その住居も含めて社務所と呼ばれます。

お守りや絵馬、おみくじの販売、祈祷やお参りの受付、御朱印の配布などもここで行われることがほとんどです。

拝殿(はいでん)

本殿と勘違いされやすいのですが、私たちが普段お詣りをするのはこの拝殿です。

祭典が行われたりするのもこの拝殿で、通常本殿よりも大きい建物ですので、拝殿を神社の中心だと思う人もいるかもしれませんが、あくまでここは「お詣りをするため」の場所であり、神様自体がここにいるわけではありません。

本殿

正殿(せいでん・しょうでん)とも呼ばれます。

神様がお鎮まりになっている最も神聖な建物で、通常は拝殿の後ろにあります。

本殿の扉は「御扉(みとびら)」と呼ばれ、普段は鍵をかけ閉じられています。

重要なお祭りの時など、限られた日にだけ開けられるのですが、開閉できるのは神職の中でも最も位の高い宮司だけです。

幣殿(へいでん)

比較的大きな神社にある建物で、拝殿と本殿の中間にあります。

神様に様々なものをささげたり、祭祀に使う空間です。

神社の境内でのマナー

境内でのマナーは、神社によって厳密に決められているところもあれば、参拝者の判断にゆだねられているところもあります。

以下のような点は、おおよその神社に共通していますので、参考にしてみてください。

お詣り

参拝は勿論、どこの神社でも自由にすることができます。

作法などもあり、なるべくそれにならった方が良いのですが、大切なのは神様を敬う気持ちです!

お祭り

お祭りなどの行事で、神社は人々が集まる中心地です。

この日に境内では相撲大会が行われたり、屋台が置かれることが許可されたりします。

飲食

特別な場合を除き、原則禁止です。

お祭りやお花見など、限られた時期だけ許可されたり、飲食スペースが確保されていることもありますが、それ以外はたとえ飲み物でも控えた方がいいでしょう。

写真

撮影禁止の場所でなければ、可能です。

フラッシュ撮影や、大人数で長時間での撮影など、周囲の迷惑にならないように注意してください。

ペット

原則禁止です。

現在は、犬の散歩などが許可されている神社もありますが、ごくわずかです。

糞や鳴き声が迷惑になるのは勿論ですが、神社では馬以外の四足歩行の動物を「不浄(けがれている)存在」とする考えがあります。

そのため、犬や猫を境内に入れることは避け、ペット連れの参拝なども控えましょう。

特に、犬と仲が悪いといわれる狐が神様として祀られている稲荷神社に犬を連れ込むと、神様がお怒りになると言われています。

神社の境内はどこからどこまで?まとめ

「境内」とはいっても、ここからここまで、と決められていることはあまりないです。

神社の周りの森が「鎮守の森」という神聖な場所とさえ、そこまで境内に含めるなど、神社によってその定義は様々です。

境内の中には、いろいろな建物があり、普段私たちが関わるのはそのうちの一部ですが、それぞれの役割を知っているとお祭りや行事に参加した際により楽しめると思います!

一歩境内に入れば神様の領域ですので、マナーを守って参拝や御朱印集めを楽しんでください♪

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