神社の鳥居の正しいくぐり方は?色や形や由来など、わかりやすく解説

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Azu
北海道の女子大生ライター。ライターになる夢があり、大学2年生でクラウドワークスでライターを開始。数々のライティングをこなす。

神社のシンボルともいえる「鳥居」。

初詣などのお詣りの際には必ずくぐることになりますが、鳥居の意味や通り方はあまり知られていません。

本記事では鳥居に関する知識をご紹介します!

神社にある鳥居ってなに?

鳥居は、俗世(人間が住む世界)から、神社という神聖な場所に入るための門です。

「一基」「二基」と数え、英語でも「Tori‐i gate」と表現します。

名前の由来や起源には諸説あります。

海外からの伝来した由来

海外の寺や歴史的建造物には、日本の鳥居に似た形の門が置かれていることが多いです。

また、中国や朝鮮の村では、入口に赤い門が造られることがあります。

そうした、「ここから先は特別な区域である」という目印が日本にも伝来し、「鳥居」になったという説です。

神道伝説の由来

天岩戸伝説という有名な話が起源とされる説です。

弟である須佐之男命の暴れように怒った天照大御神が天岩戸という洞窟に隠れてしまいます。

天照大御神は太陽の神様で、隠れたままだと世界は真っ暗になり、大きな混乱を招いてしまいます。

そこで、神々はどうにかして洞窟から天照大御神を出そうとするのですが、その際に長鳴鳥という鶏を鳴かせることも試されました。

結局この試みは失敗してしまうのですが、長鳴鳥には太陽の神を呼ぶ力があるとされ、縁起が良い鳥として「鳥居」のもとになったと言われています。

・「通り入る」が訛ったという説もあります。

神社の鳥居はなぜ赤いのか?

鳥居と言えば、朱色のものが多く、その佇まいにはとても厳かな雰囲気が漂います。

これにはいくつか理由があります。

まずは、朱色は「悪(魔力)に対抗できる色」とされているためです。

鳥居だけではなく、歴史的な宮殿や寺でも装飾に朱色が用いられます。

また、「神様の力を高める色」「災厄を防ぐ色」ともいわれ、古くから朱色の呪術的な力はとても強いと信じられてきました。

他にも、朱色は耕作に適した春の暖かさを表しており、人々の生活を見守って下さる神様のいる場所に相応しいと考えられました。

更に、鳥居の染色に使われた丹(水銀)は、木材の防腐剤になるため、という説もあります。

中には、朱色に染められていない木の色のままの鳥居(白い鳥居)もありますが、年代的には白い鳥居の方が比較的新しい神社であることが多いです。

鳥居の色については、神社によって特別な理由があることも多く、黒・黄色・緑・茶色・青・ピンクなどの鳥居も存在します。

鳥居の形について

実は、鳥居と言ってもその形は様々です。

十数種類の形式がありますが、大きく二つのタイプに分かれます。

神明鳥居

(画像元 https://jpnculture.net/torii/

上部の横柱がまっすぐになっているものです。

全体が直線的で、貫と呼ばれる木を貫通させません。

明神鳥居

(画像元 https://jpnculture.net/torii/

上部の横柱が上に反っているものです。

貫を貫通させるほか、島木と呼ばれる角材がさしこまれます。

この二つをもとにして、形や大きさ、木の切り口の形別に「鹿島鳥居」「八幡鳥居」「三輪鳥居」などの種類があります。

鳥居が沢山ある神社の意味は?

神社には参道の入口に鳥居がありますが、中には複数の鳥居がある神社もあります。

基本的には参道の入口(本殿から最も遠い場所)にある鳥居が一番大きく、「一の鳥居」と呼ばれます。

そこから、本殿に近づくごとに二の鳥居、三の鳥居となります。

沢山の鳥居といえば、稲荷神社の千本鳥居が有名ですよね。

ちなみに、千本鳥居という名前がついているものの、実際には一万基以上あります。

ああいった鳥居は、その神社の神様を信仰する人々が奉納したもので、次々に増えていったと考えられています。

また、「くぐる数が多い方がより神様に近づける」「信仰心が高まる」との考えから複数個建てられることもあるそうです。

ですから、お詣りの際は飛ばしたりせず、全ての鳥居をくぐるようにしましょう。

鳥居のくぐり方は?

神社のお詣りにはある程度の作法が決められています。

入口である門の通り方にもルールがあるのでご紹介します。

なるべく守りたいのは次の二つです。

①コート類と帽子は脱ぐ

神社に入る前に、コートと帽子は脱いでおくようにしましょう。

鳥居をくぐること自体に、「穢れを払う」という意味があり、鳥居から一歩踏み込めばそこは神聖な領域です。

神様に失礼のないような恰好をするのがマナーとされています。

天気や気温を考慮して、コート類に関しては無理に脱がなくてもいいと言われていますが、帽子はできるだけ脱ぐようにしてください。

②左足から踏み出す

「右側」は、人間を意味するという考え方があります。

反対に、「左側」は神様を意味するため、神社という空間に入る時には左足から踏み出すのが正しい作法(諸説あり)です。

鳥居に入る前には軽く一礼するのですが、その位置もなるべく左端の方が良いと言われています。

鳥居をくぐってから参道を歩く際は、中心ではなく端を歩くのが作法ですが、この時は左右どちらかで構いません。

お詣りをして鳥居をくぐった後にも、神様へ挨拶をするという意味で、本殿の方に向き直り、礼をするのがいいでしょう。

神社の鳥居まとめ

鳥居についての豆知識、いかがだったでしょうか?

あの朱色や独特の形にもちゃんと意味があり、通り方にも作法があります。

しかし、由来やマナーについては神社ごとに異なったり、諸説あるため、本記事で紹介したものが絶対に正しいわけではありません。

お詣りに行く際には、事前にその神社の参拝方法などを調べて、正しい作法で鳥居をくぐりお詣りすることでよりご利益があるかもしれませんね!

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